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普通に生きりゃぁいいんだよ魚が取れりゃ、少しは楽になるだろういつでも船を出せるようあの洞をみなで削ればいい容易なことじゃないだろうだが、お前の目の前には果てしなく膨大な時間が広がっているんだからな
- ギンコ 『蟲師』より
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あのな、なげやりにしてっと後悔する事もできなくなるぞ
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あんたには何の慰めにもならないかもしれないが俺はあんたに会えて嬉しかったよ
お前は家族を恋しく思っただけだ人として当たり前の事だ
何事も無いのが一番いいさ
あれは数万年生きているお前はその最期の旅に同行したわけだ会えてよかったな
思い出せここはお前のいるべき場所じゃない
あんたらが始めた戦いだこの先も続くんだあんた一人で終わってもらっちゃ困るんだよ
その土に異形のモノを埋めるのは、土を穢す事にはならんのか?
海に千年、山に千年生きた蛇は竜になる…ってやつだが
蟲とは、生と死の間にあるモノだ。者のようで物でもある。死にながら生きているようなモノ
禁種の蟲だろ、そう簡単にはくたばらねぇ
で、この羽織に棲む蟲の正体探りにこの絵の山を探しに来てたわけだ。
掌に、目玉のようなあざがあるだろう。そいつは腐酒というモノに、冒されている印だ
はるばる来たのに収穫なし、か。島の人間は手強いな。
貝の唄を聴いたのか。
何してる。もう戻れやしないぞ
闇の中では、誰しも何かの幻に脅える。闇に遊び、踊り戯れるは異形ばかり。
あいつも山も,ずいぶん様変わりしたもんだなな、元ヌシ殿よ
あの紙魚は、お嬢さんの愛玩物なのだよ
毒を吐くのはたまたま持った習性だったんだあろうが、そいつが人に火をつけさせる事にもなる。
蟲達だけの通い路、目覚めている時、そこで蟲達は眠るという
池に棲む蟲のせいだ夜や明け方は近づくんじゃないよ
そいつで蟲を串刺しにして飾るのか卑しい蟲師め
贄から抜け落ちた歯が変色するとナラズの実となる
そっちのは雪蟲の類だ雪片をほぐすと時折、中に紛れている
俺も錆びたくはないんでね
雨の浜に、微かに鳥の群れて鳴く声がするけれど、鳥の姿はどこにもない
その嫁さん、夜に眠れねぇ、って事はないよな?
万が一、助けられたとして、別の人生、歩んでるさ